オニイトマキエイ
和名 : オニイトマキエイ(鬼糸巻鱏)
英名 : Giant Manta
学名 : Mobula birostris
分類 : トビエイ目イトマキエイ属
「マンタ」の通称でジンベエザメと並んで超がつく人気者!優雅にバッサーって羽ばたく姿は迫力満点!思い返せば、水中で初めて自分よりデッカい生物を見たのはダイブマスターの研修をしていた頃の沖縄/座間味で会ったマンタだったな~。あの時のアドレナリン大爆発の感覚は今もハッキリ覚えてます♪ダイバーなら一度は一緒に泳ぎたい!シミラン方面だとボン島、タチャイ島が遭遇率高め、プーケット近郊だと稀ですが出るとしたらラチャノイ島です。10年くらい前にそれまで1種とされていたマンタが2種に分けられて「ナンヨウマンタ」が登場したけど、僕らがアンダマン海で遭遇するのはほとんどがオニイトマキエイ。ごく稀にナンヨウマンタの目撃例もあるらしいけど、僕の場合は今の所100%オニイトマキエイです。(・・・写真を見る限りは) だから逆にナンヨウマンタに会いたい!沖縄で見てたんだとは思うけど、ちゃんと「あ!ナンヨウマンタだー!」ってやりたい!
外洋性と近海性の違いもあるようで、英名もGiant MantaとReef Mantaに分かれてます・・・が、まぁ細かい事は気にしなーい!って方は両方マンタで良いと思います!笑
えー、何が違うのー?って興味がある方は下の絵を!見分けるポイントは背中側①、お腹側②③の3ヶ所!決定的に違うのは顕微鏡で見る「歯の形状」らしいんですが、そこはスルーしましょう!
①人間で言う後頭部の白い模様(背中側)
オニイトマキエイ・・・口のラインと並行して比較的直線的な模様。
ナンヨウマンタ・・・中心がシッポ側に向かってカーブして口のラインとは並行しない。
②目~口周辺の模様(お腹側)
オニイトマキエイ・・・黒い模様がある。
ナンヨウマンタ・・・ハッキリとした黒い模様はほぼない。
③一番後ろの鰓孔(エラの切れ目)の部分の模様(お腹側)
オニイトマキエイ・・・左右均等の大きい黒い模様がある。
ナンヨウマンタ・・・ハッキリとした黒い模様はほぼない、あってもチョビッと。