オニカマス

和名 : オニカマス(鬼魳)
英名 : Great Barracuda
学名 : Sphyraena barracuda
分類 : スズキ目カマス科

和名でも”オニ”、英名でも”Great”が付いて、群れずに単体で堂々としてるからボス感たっぷりのオニカマス！そもそも学名がBarracudaですしね、本家本元”バラクーダの中のバラクーダ”って感じ！尾ビレ/背ビレ/臀ビレが黒と白のツートンだから見分けは比較的簡単です！しっかり育った成魚(2m級)は他のバラクーダたちと比べると段違いの大きさ&イカつさで迫力は群を抜いていて、間近で見た時にギラッと尖る犬歯とか見えちゃったらやっぱりちょっと怖いッスね！捕食時には猛スピードでアタックするらしく、「生きる魚雷」なんてアダ名が付いちゃって、過去には水面から飛び出してカヤックを漕いでる人の手に噛みついた！なんてビックリニュースもあって・・・と、これだけ聞くと獰猛で恐ろしいイメージしかないけど、今まで僕が見てきたオニカマスは刺激を与えなければ穏やか～にその場で浮いてたり、ホンソメワケベラのクリーニングを気持ち良さそ～に受けてたりと比較的優しい印象。でも、よく考えると単体で群れずに、しかも逃げないって相当強さに自信があるって事かな？　やっぱりあまり近づきすぎるのはヤメましょう！　

ちなみに釣り人には「ドクカマス」なんて名前で呼ばれてるらしく、サンゴ域に住んでるオニカマスはシガテラ毒を持ってる事があるからだそうな。そして2020年にオニカマスにそっくりなアラビアンバラクーダってカマスに正式な”ヤシャカマス”って和名が付いた！なんてニュースを見たもんだから改めて写真を見直したらアンダマン海で見られるのは全部オニカマスです！ヤシャカマスが間違って紛れ込んで居ないか気になりますね～！

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