イブリカマス
和名 : イブリカマス(以布利魳)
英名 : Yellow-tail Barracuda , (Iburi Barracuda)
学名 : Sphyraena iburiensis
分類 : スズキ目カマス科
“炙りカマス”じゃ~ありません!”燻りカマス”でもありません!なんだかお酒が進みそうな名前ッスよね♪タイワンカマスの仲間は2000年以降に大きな見直しが入って、その時に登場してまだまだ浸透していない新顔のイブリカマス!和名の由来は初観測された高知県にある以布利(いぶり)港から来ているようです。発見当初は日本近海にしか居ないとされていたのが、その後、紅海やアンダマン海でも観測が報告されたとの事で結構分布は広い!プーケット近郊だとキングクルーザーにぐっちゃりと群れてるカマスはこのイブリカマスだと思ってます。逆にラチャ方面ではほとんどがタイワンカマス。正直、この存在を知るまでは、「キングクルーザーのタイワンカマスはなんか雰囲気が違うな~」って思ってて最近謎が解けてスッキリ♪ が、実際のタイワンカマスとの違いって、鰓弓(エラの一部)の形、ほっぺたのウロコの枚数、下アゴの長さ、側線有孔鱗数・・・って水中で判るかーい!!ってな具合でかなり専門的なので、あくまでダイバー目線の勝手な解釈をご紹介!シッポの黄色さ、体のライン、背中側の模様の3つで見分けます。
あまり浸透していないからか、英名はとくについてないようで”Iburi Barracuda”と日本語のまんま!個人的には”Yellow-tail Barracuda”の名前はタイワンカマスよりもイブリカマスにふさわしいと思ってるので、勝手に”Yellow~”を記載しちゃってます!