ホウセキキントキ

サンゴの上に漂うホウセキキントキ

和名 : ホウセキキントキ(宝石金時)
英名 : Moontail Bullseye , Crescent Tail Bigeye
学名 : Priacanthus hamrur
分類 : スズキ目キントキダイ科

サンゴの上や岩陰に群れでジーッとホバーリングをしている姿が印象的なホウセキキントキ。この綺麗な真っ赤なボディは光を当てないと見れないので、見つけた時はぜひ優しくライトを当てて見てもらいたい!
ところで「宝石」という言葉で思い浮かべる色は何色ですかー?僕は青色を思い浮かべます、海好きですしね。このホウセキキントキの名前の由来って、”ルビーみたいに真っ赤だから”と聞いた事があって、何も疑わずに信じていたけど、お勉強がてらに始めたこの【アンダマン海の生物たち】だし、この際ちゃんと調べてみようと、まずは”金時”の意味を調べてみたら、なんとビックリ!”金時”って「赤」を表す言葉でしたーっ!確かに宇治金時の小豆は赤い!そして、そもそもキントキダイの仲間ってだいたい赤いから、ホウセキキントキだけ赤を強調するのは確かにおかしい。で、ココからは勝手な推測。
このホウセキキントキって実は見るタイミングによって体色が違うんです!キラキラ光る銀色?みたいな子もいて、中にはしばらく見てるとその間にも変わる子もいるし、群れの中に数匹だけその色だったりと、威嚇、擬態、繁殖みたいに決まった行動の体色変化ともちょっと違うような。で、赤と銀色が混ざったような子は確かにただの赤じゃなくて、キラリと光る宝石のようにも見えるから、もしくは全身銀色の子はウロコの模様がでダイヤモンドを散りばめたように見えなくないから、そこから”宝石”が来てる・・・かな?

うーん、魚の名前って気になり始めると止まらない!名付けた人に聞いてみたい!!

目が光るホウセキキントキ
目玉に真っ直ぐストロボの光が当たると目がこんな色に!
これが宝石か?
イヤイヤ、これもキントキダイの仲間は全員そうでしょう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA