ワカヨウジ
和名 : ワカヨウジ(若楊枝)
英名 : Bentstick Pipefish
学名 : Trachyrhamphus bicoarctatus
分類 : トゲウオ目ヨウジウオ科
色合いも茶色っぽいのが多くて見た目もそうだけど、砂地でじーっとしてる様子から完全に「枝」に見える大型のヨウジウオ!大きい子だと3~40cmくらいはあると思います!プーケット近郊ではラチャ島方面の砂地に多いイメージ。カタビーチでも見た事あるし、まぁどこにでも居るんでしょうね!魚とは思えないフォルムでダイバーに人気だけど、全体撮るとただの枝にしか見えないし、あまり写真向きではない気が、、、。GoProとかの広角ムービーが一番良いかもですね!日本にもいるから何度も見た事があったけど、2021年3月に衝撃的な出会いが!!
新型コロナ禍で未開のビーチポイント開拓でメルリンビーチで調査ダイブをしてた時のこと。60分ほど潜って浅場に戻ってこのままエキジット~って頃にAyaが猛烈な手招きをしていて、「これはただ事じゃ無さそう」と近付くと「なんじゃこりゃーー!」って今まで見た事のないこの子がふよふよ。
ややウネリありの水深1m。一眼で必死にtryしたけど惨敗、、、。悲
もう二度と会えないかもしれないから証拠写真って事で載っけちゃいます!ヨウジウオって事以外は何もわからなかったけど、家に帰ってから図鑑とWEBと睨めっこしながら学名から引っ張ったり色々と調べた結果ワカヨウジと判明!幼魚よりも前の稚魚期は浮遊生活を送るらしい。そして決定的な特徴として辿り着いたのが「浮遊期には背面に糸状の物が6対ある」・・・6対あるーーー!近似種のイトヒキヨウジの稚魚は2対らしい。しかし学者さんたちってやっぱり凄いっすね。一瞬、新種か?なんて言葉が頭をよぎったのがお恥ずかしい!笑
Aya撮影のムービー。
一眼片手にまずはコンデジで撮ってこの後、ウネリに揉まれながら格闘開始!
ホントにもう二度とお目にかかれないかも。でも浅場や中層はこれからずーっと気になりそう!
こんな出会いがあるから海は楽しい!
久しぶりに水中で鼻息が荒くなったー!!!